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2007.8.31
月曜日のユカ
監督:中平康 出演:加賀まりこ、中尾彬
加賀まりこが、めちゃくちゃかわいい!彼女の魅力が詰まりまくった映画。
モノクロのスタイリッシュな映像や60年代ファッション、インテリア、音楽など、どれをとっても全く古びた感じがなくておしゃれでかっこいい。
1960年代の横浜を舞台に、初老のパパがいるけど同世代の恋人も何人かいて、男を喜ばせるのが生き甲斐という心はピュアな小悪魔ユカ。
和製ブリジット・バルドーといわれた加賀まりこが、キュートでコケティッシュなユカを魅力全開で演じてて、その姿を観てるだけで楽しい。
相手役の中尾彬は若すぎて誰だか全くわからいないほどだった。
2007.8.30
マザー・テレサ
監督:ファブリッツィオ・コスタ 出演:オリビア・ハッセー
マザー・テレサという名前はよく知っているけど、彼女の人となりはよく知らない。
そんなマザー・テレサがどんな人物だったかが垣間見れる映画。
主演のオリビア・ハッセーが30代から80代までのマザー・テレサを全く違和感なく演じている。
修道院で教師をしていた一人の女性がインドのカルカッタというカオスのような街で、その街の中に入っていき人々を助ける人生を送る。
それがどんなことだったか。
かつて訪れたカルカッタの街を思い出すだけで、彼女のやってきたことの偉大さがわかるような気がする。
2007.8.29
薬指の標本
監督・脚本:デヒアーヌ・ベルトラン 出演:オルガ・キュリレンコ、マルク・パルベ
全編通して、とても官能的で美しい。
フランス映画だけど原作は小川洋子の小説。
主演のオルガ・キュリレンコがフレンチロリータ(といってもウクライナ出身)の香りがぷんぷんする女優で、汗ばんでる首筋とかそれだけで妙に色っぽい。
かつて女子寮だった建物を標本を作るラボとして使ってて、その建物やら標本とゆうフェティシズム溢れるものとか標本技師のおやじの妙に怪しい感じとか、全てが官能的な雰囲気を出してる。
でもそれが直接的な物でなくて、観てるこちらに想像力を与えるもので、大人のおとぎ話とでもいうような雰囲気の映画。
2007.8.27
エリ・エリ・レマ・サバクタニ
監督・脚本:青山真治 出演:浅野忠信、宮崎あおい、中原昌也
2015年という未来の絶望的な世の中に希望の光をちらっと見いだすお話。
そう遠くない未来。世界中で死に至る謎のウィルス性の病気が流行。治療法は浅野忠信と中原昌也が演じるミュージシャンの創り出す音楽を聴く事。
北海道の日本ではないような風景が、この近未来ファンタジー的なストーリーにぴったりはまっていた。
二人が作り出す音楽は、聴いたら病気が治りそうな癒し系のもではなく、ノイズ系の音楽。そういえば中原昌也って昔、暴力温泉芸者ってのやってたなあなんて思い出したり。
ちなみにタイトルの「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」とは、イエスが十字架に張り付けられながら最期に唱えた言葉。ヘブライ語で「神よ、何故に、我を見捨てたもうや?」という意味らしい。
2007.8.26
埋もれ木
監督:小栗康平 出演:夏蓮、登坂紘光、浅野忠信、坂田明
美しい田舎の風景とゆったり流れる時間。マイナスイオンが溢れ出てるようなファンタジー映画。
ストーリーも何か事件が起きるというのでもなく、たんたんとゆっくりいくつかのエピソードがつながっていくというもので、不思議な雰囲気の映画だった。
2007.8.22
コマンダンテ
監督:オリバー・ストーン 出演:フィデル・カストロ、オリバー・ストーン
生きる伝説、フィデル・カストロに迫ったドキュメンタリー作品。
ゲバラ関連の映画や本は観たり読んだりしてきたが、カストロのものって意外に知らなかった。
この作品は映画監督のオリバー・ストーンがインタビュアーとなり、カストロに3日間30時間に及ぶインタビューを行ったもの。
ゲバラの事からキューバ危機の事まで、今まで語られる事もなかった事実を聞き出す事に成功している。
また、女性の事などを聞かれてうまくはぐらかすカストロ、ジョークをいうお茶目なカストロなど、生きるカリスマのいろんな姿が見れる。
学校訪問などにもカメラは同行するのだが、どこに行っても人々から「フィデル!」「コマンダンテ!」(司令官という意味)と大人気のカストロ。
とても見応えがあった。
この映画の撮影条件としてカストロは「いつでも撮影をやめることが出来るなら」ということで同意したが、カストロはただの一度もカメラを止める要請はしなかったらしい。
そして、この作品は数々の映画祭にて上映されたにもかかわらず、アメリカ政府の「検閲」によってアメリカでの上映は禁止されたという。
キューバとアメリカ、カストロとアメリカ政府を象徴しているようなエピソードだ。
2007.8.19
ドット・ジ・アイ
監督・脚本:マシュー・パークヒル 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ナタリア・ヴェルベケ
事前情報一切なしで観て、不意打ちを喰らった映画。
ガエル・ガルシア・ベルナルが主演なのでとりあえずDVD借りて観たんだけど、最初は普通のラブストーリーかと思ってたら中盤からあれ?って思ってるうちに後半はあれよあれよと怒濤のどんでん返しにさらにどんでん返し返し。
いやあ、こうゆう映画だったのね〜とびっくり。
どんな映画か全く知らない状態で観たのが余計よかったのかもしれない。面白かった。
ガエルはもちろんのこと、ヒロインのナタリア・ヴェルベケがとってもセクシー&かわいくて良かった。やはり私は男女共にラテン系俳優に弱いんだなあ。
2007.8.16
46億年の恋
監督:三池崇史 出演:松田龍平、安藤政信
美しい男たちの恋の物語。残酷で果敢なく、繊細で美しい。
三池崇史といえば、ものすごい本数映画を撮っていて、その作品もバラエティに富んでるというイメージなんだけど、この映画は今までの三池作品とはかなり違うものというかんじだ。
刑務所を舞台にした話なんだけど、セットが映画というより演劇の舞台のようで、現実と虚構が入り混じったような不思議な空間。
そこで起こる男同士の恋愛ものっていうと一部の女子が非常に喜びそうなネタなんだけど、おかしなところには着地せずに奇麗に出来上がってた。
主演の松田龍平と安藤政信はまさにハマり役。
2007.8.13
蒼き狼〜地果て海つきるまで〜
監督: 澤井信一郎 出演:反町隆史、菊川怜、若村麻由美、袴田吉彦、松山ケンイチ
チンギス・ハーンの生涯を描いた映画で、数十億円かけて作られた超大作。この手の映画は全く触手が動かないんだけど松山ケンイチがでてるのでDVDを借りて観た。
オールモンゴルロケという事で、モンゴルの風景は美しくて素晴らしかった。
ただ、やはり私はどうも外人が外国の国の映画をとるってのが苦手。モンゴル人が武士をやってもおかしいと思うもの。
ストーリーもいまいちまとめきれてない感じがして残念。
反町隆史演じるチンギス・ハーンと松山ケンイチ演じるハーンの息子ジュチの親子の葛藤をもう少し掘り下げて描けば良かったのになあと。
それならジュチの最期の場面ももっと活きてきたのになあと。
2007.8.6
地獄甲子園
監督:山口雄大 出演:坂口拓、伊藤淳史、谷門進士
原作は漫☆画太郎のマンガ。いわゆるおバカ映画というか、少林サッカーとか(って観てないんだけど)あっち系?モノ。
先日観た「ユメ十夜」の第十夜を監督したのがこの山口雄大で、10作品の中でかなり異彩を放っていたので、気になって他の作品を観てみようということでDVDを借りた。
ええ、感想は、まあいわゆるおバカ映画でした。
面白いけどこの手の作品はせいぜい1時間くらいでいいかなあって思った。
短編でどかーんとやった方がいいような。そうゆう意味では「ユメ十夜」での10分てのはちょうどいいかも。
あと、おまけで「ラーメンバカ一代」ってのも収録されてて、これも短編なんだけどやっぱこれくらいの尺がいいかなあって思った。
2007.8.4
ストロベリー・ショートケイクス
監督:矢崎仁司 出演:池脇千鶴、中越典子、中村優子、岩瀬塔子、加瀬 亮、安藤政信
魚喃キリコのマンガの映画化作品。
主人公は4人の女の子で、彼女たちのそれぞれのストーリーが描かれている。
魚喃キリコの特徴だと思うけど、リアルすぎて読んでて痛いって感じるストーリーなんだけど、映画の方が逆にリアル感が減っていたように思う。
それでも、挫折や痛い思いとかしながらも最後に希望をみつけるラストはキラキラしててよかった。
2007.8.1
犬猫
監督:井口奈己 出演: 榎本加奈子、藤田陽子、忍成修吾、小池栄子、 西島秀俊
幼なじみだけど仲が悪い二人の女が同じ屋根の下で暮らす事になり…って話。DVDにて鑑賞。
まず一番の感想は、俳優たちがめっちゃ自然。
以前「好きだ、」という映画を観た時感じたのと同じように、人の部屋を覗き見してるような感覚だった。
榎本加奈子って全く好きではなかったけど、こんな演技ができるんだあって驚いた。
監督の演出力が大きいんだろうけど。
そんな監督の映画の撮り方が垣間見れるメイキング映像もかなり面白かった。
また、舞台となる一軒家や東京郊外の風景なんかも良くて、心地よくなる映画だった。
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