2007.6.30

好きだ、

監督:石川寛 出演:宮崎あおい、西島秀俊、永作博美、瑛太

ふと借りて観たDVDだけど、とっても良かった。
17歳のときに好きだとお互い言えなかった男女が17年後に偶然再会するという話。

この監督の演出法なんだろうけど、役者の演技がめちゃくちゃナチュラルでセリフの言い方とか間とかがすごい素の感じだった。
演技というよりドキュメンタリーかと思うくらい。
だから観ていてこっちまですごい感情移入してしまった。
宮崎あおいの17年後が永作博美ってのも全く違和感なかったし。
それほど期待して観た映画じゃなかったのに満足度はかなり高かった。


2007.6.23

明日の記憶

監督:堤幸彦 出演:渡辺謙、樋口可南子

49歳で若年性アルツハイマーにかかった男とその妻の話。
全く人ごとではない病気であり、自分が、あるいは自分の家族がこのようになることだってあるんだと思うと、果たして自分ならどうする?そんな感じで終止みていた。
大変、の一言では片付けきれないいろんなことがあるんだよなあ。
かなり重いテーマだけど役者たちの演技で救われた。


2007.6.21

デスノート 後編

監督:金子修介 出演:藤原竜也、松山ケンイチ

映画が公開されてる時は気にしてなかったけど、テレビで前編やってるのをみてなかなか面白いと思い後編のDVD を借りて観た。後編の方がはるかに面白かった。
原作の漫画がかなり人気らしく、ストーリーの設定などは原作の力が大きいんだろうなと思って原作も読んだら見事にハマった。

L役の松山ケンイチという俳優をこの映画で初めて知ったんだけど、まさに漫画のLが現実にあらわれたかのようなハマりっぷり。これなら原作ファンも文句なかったんじゃないでしょうか。
ワタリ役のおひょいさんもハマってた。
Lのラストに関しては原作と違った終わり方なんだけど、映画版の方がいいなあ。

気になったのはエキストラの演技がくさかった点。エキストラを使ったシーンが結構あるんだけど、いちいち気になってしまった。おしいなあ。

8月からL主役のスピンオフ映画が撮影されるらしい。監督はリングの中田秀夫。非常に楽しみ。


2007.6.19

ローズ・イン・タイドランド

監督:テリー・ギリアム 出演:ジョデル・フェルランド、ジョフ・ブリッジス

ギリアム版「不思議の国のアリス」って感じの映画。DVDで観る。
ローズ役の女の子が超かわいい。
頭部だけのバービー人形をそれぞれ声をかえながら会話したりして、自分も幼い頃、あんなふうにして人形遊びしてたなあなんて思い出した。

映画のローズのおかれてる状況は悲惨なんだけど、子供の想像力で全くそれをかんじさせない世界に住んでる。みてるこちらも現実と想像の世界をいったりきたり。
大人になると想像は妄想になるんだけどねえ。


2007.6.18

愛より強く

監督:ファティ・アキン 出演:シベル・ケキリ、ビロル・ユーネル

トルコ系ドイツ人の若い娘と中年の男の話。DVDにて鑑賞。
若い娘は厳格な家を出たくて、同じトルコ系の男に偽装結婚を頼み、愛のないはずの二人が・・・てな展開なんだけど、なんとも悲惨とゆうかなんとゆうか。
簡単にいえば人生をめちゃくちゃにされたのに彼女のおかげで妻を亡くした絶望から立ち直れたといってる哀しい男の話?

偽装結婚してといって断られたら突然手首を切る娘もびっくりだが、俺は恋してるぜっていってバーでグラスをたたき割るこの男もびっくり。
エキセントリックな二人過ぎてついていけませんでした。
このタイトルの意味もよくわからない。


2007.6.17

ハチミツとクローバー

監督:高田雅博 出演:櫻井翔、蒼井優、伊勢谷友介、加勢亮

人気コミックが原作らしく、こちらは読んだことないんだけど、青春ラブストーリーものが観たくなってDVDを借りた。
美大生の恋愛もので、主要人物全員が片想いっていう設定。
期待を裏切らず、いやそれ以上のキュンキュン具合で大満足。
自分の学生時代を思い出したりしてさらにキュルルーンとなった。

嵐の櫻井翔が意外にも良かった。好きな娘を見て笑うときの笑顔がなんともいえない笑顔。それがなかなか良かった。
あと、蒼井優が超かわいかったなあ。

ちなみにタイトルの「ハチミツとクローバー」はスピッツのアルバム「ハチミツ」とスガシカオのアルバム「クローバー」から来てるらしい。映画にもスピッツとスガシカオの書き下ろしの曲が使われてて、スピッツってなんでこんなにいつまでもキラキラな曲作れるんだろうっていつも思うんだけど、まさにこの映画にぴったり。

キラキラキュンキュン度では近年まれにみる映画ではないかと。
というか、自分があまり青春ラブストーリーものを観ないんだけど、この映画は面白かった。


2007.6.13

大日本人

監督・脚本:松本人志 出演:松本人志、UA、竹内力

DTG(ダウンタウンジェネレーション)で松本チルドレンでファン歴20年の私としては当然公開を待ち望んでいた作品であり、それゆえに見るのがちょっと怖かったりもした作品。
まっちゃんのシネマ坊主という映画評を読んでいて、映画の見方が結構作り手側の見方をしていたので、いつかは映画撮るんじゃないかなとは思っていた。
それに「ビジュアルバム」などは、お笑いのコントの域を超えて映像作品ってかんじだったし。
この映画に関しては公開前の情報がほとんどなくて、ヒーローものということしかわからなかったが、雑誌のインタビューで「マニアックな笑いはもういい。誰もが笑える映画をつくった。」と言っているのを見てますます楽しみになっていた。

前置きが長くなったけど、そんな期待と不安が入り混じった気持ちで観に行った大日本人。
感想は、うーん、一言では言い難いなあ。
まっちゃんの創る笑いが好きな私としては、この映画も好きな作品だったし面白かった。
今までのまっちゃんの創ってきた笑いの要素である「おかしさ故の哀しさ、哀しさ故のおかしさ」の集大成的なもので、まさに松本ワールド全開ってかんじ。
二度、三度観るともっと面白くなっていくと本人が言ってるように、確かに何回か観た方が面白度は増していくと思う。
でも、果たしてこの笑いは「誰もが笑える笑いか?」と考えると、どうも違うだろうって思ってしまう。
誰もが笑える映画ってのを松本テイストで撮ったらいったいどんなものなんだろうってとこを期待してたんだけど、その点ではちょっと期待が外れた感が否めない。
それと、衝撃のラスト。
これは、面白かったかどうか、好きか嫌いかさえもなんとなく自分の中で判断しかねる。うーん、ちょっともう一回、ゆっくり観させてってかんじ。
お笑い映画というより、新しいヒーロー映画っていうふうに観たほうがしっくりいくのかなあ。

まあ、それにしても、とにかく。
私と同様松本チルドレンである友人とその昔、まっちゃんには愛があるってことを語り合ったことがある。
そして、この映画を観て、やっぱりまっちゃんには愛があるなあってことを再確認した。